着物買取業者で買取価格が高い順ランキング!
実際に30社で着物査定をして買取価格が高い順にランキングしました。
買取業者 | 合計金額 | おすすめ度 | |
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バイセル | 20,000円 | 5 |
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買取プレミアム | 18,000円 | 4.5 |
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ファンタジスタ | 18,000円 | 4.5 |
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ザ・ゴールド | 10,800円 | 3 |
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福ちゃん | 9,500円 | 2 |
お召しってどんな着物?
(提供元:京都着物市場)
お召とは、絹からできている着物のことです。
織の生地の中で最高級ランクの着物で、経済産業省指定の伝統的工芸品です。
お召しはお召縮緬とも言われ、生地の見た目は縮緬のように細かい凸凹があります。
ココがポイント
お召は縦糸に強い撚りをかけた八丁撚りという糸を用い、緯糸にも一般の縮緬よりも撚りの強いお召緯という糸を使うことによって、縮緬独自のシボがより大きく、ハッキリと現れるところに特徴があります。
一般の縮緬のように織りあげ後ではなく、糸の状態で精練するために絹のセリシンが除かれ、織りあがりが硬く、コシのある地風となります。
これらの理由から、御召は通常の縮緬よりもコシが強く、紬よりはしっとりと馴染む独特の風合いがあり、着崩れしにくく、裾さばきが良いために、洒落着に向くとされています。
和服では織りよりも染めのほうが格が高く、礼装に用いられることが多いのですが、お召しはその中にあって、格が高く今日でも、略礼装として用いられています。江戸時代には礼装として用いられていました。
生地に張りがあると共に、絹のしなやかさもあり、実用性も備えた上等な反物です。
お召しと小紋の違いって何?
お召しと小紋の大きな違い
お召しは織の着物で、小紋のほとんどは型染めといった柄付けの技法で作られている為、作り方の工程に大きな違いがあります。
小紋はどこも連続した模様になっており、柄がどんなに大きくても 連続した模様であれば小紋と呼ばれます。
お召しは、大きな柄が入った物もありますが、略礼装に用いられる事も多い為、無地お召しなどが特徴的です。
お召しと小紋は格が違う
一般的に小紋は気軽な普段着・洒落着として用いられることが多く、礼装の場面では着ることができません。
一方のお召しは、普段着から略礼装まで幅広く用いられます。
お召しと小紋の素材の違いとお手入れ方法の違い
小紋は正絹・ウール・綿・麻など、様々な素材から作られています。
最近では、ポリエステルで出来た小紋着物も作られ、洗濯機で洗えるようになり、お手入れも簡単になっています。
鮮やかで多色の色柄の物も多く、気軽にカジュアルに着物を楽しむことができます。
お召しは極細の最上級の絹糸を使用しているため、小紋着物と比べると生地の張り感が強く、生地の表面に細かい凸凹があるため、シャリシャリした肌触りです。
シワになりにくく、着やすく、また着くずれもしにくいという特徴があります。
一方で、水に当たってしまうと生地が収縮してしまうというデリケートな部分も。カビなどが生えやすく、風通しのよい所での保管が求められたり、アイロンは厳禁など手入れや維持が難しいとされています。
お召しの買取相場は?
お召しの買い取り相場は、無名のもので数百円〜数千円とそれほど高くありません。
しかし、経済産業省指定伝統的工芸品であることから、人気が高い商品によっては驚くほど高値で買い取りされることもあります。
ココがポイント
高値で買取をしてもらうには、いかに水・汗による収縮がない状態で保管できるかが大切です。
サイズは160㎝以上の大きめサイズのもので、状態も良く、なおかつ人間国宝の作家が手がけたものや、人気作家の証紙などがある場合には、数十万円で買い取りされるなど、高価買取が期待できます。
お召の産地や柄によっても価値が変わってきます。
お召し着物は高価なものが多く、年代物で希少価値がある場合もあるため、どこで買い取りをしてもらうかで、数万円も違ってきます。
インターネットの買い取りやリサイクルショップでは価値に気がつかず、比較的安く査定されてしまう事がある為、着物の専門知識を持った着物買取専門店で査定してもらうことをオススメします。