着物買取の豆知識

【名古屋帯を10社に査定】買取相場と高く売れたお店は?

更新日:

実際に見積もりしてみて名古屋帯に高い値段がついた店舗は?

実際に着物買取30社に査定してもらった結果、名古屋帯に対して高い値段がついた店舗を、上から順に10店舗まとめました。

織名古屋帯の買取価格

着物買取業者 買取価格
1位 買取プレミアム 2,000円
2位 バイセル 1,000円
3位 京都高級呉服買取りセンター 900円
4位 ファンタジスタ 500円
5位 まんがく屋 500円
6位 福ちゃん 300円
7位 ヤマトク 300円
8位 ザ・ゴールド 300円
9位 オフハウス 買取不可
10位 おたからや 買取不可

※年代や作家等にもよりますので、参考程度にご覧ください

>>30社の他の着物の買取査定の比較ランキングの記事はコチラ

 

名古屋帯とは?

名古屋帯は大正時代の末期に現在の名古屋女子大学にあたる名古屋女学校の創始者の越原春子さんが考案し、名古屋の松坂屋が売り出しを行ったことで全国に広まった帯です。

ただ、他にも説があり、名古屋在住の飯田志ようさんが「文化帯」として中部の工芸展覧会に出品し後に普及した帯が、名古屋帯となったというものがあります。

どちらにせよ「名古屋で生まれた帯」なので、名古屋帯と呼ばれるようになったようです。

 

名古屋帯はどのような帯?

帯の種類には大きく分けると3つに分けられます。帯の長さと幅によって3つに分類されています。

  • 袋帯:長さ430~450cm×幅約31.2cm(八寸幅)
  • 名古屋帯:長さ360~380cm×幅30.4cm(八寸幅)
  • 半幅帯:長さ360~400cm×幅17cm(四寸幅)

名古屋帯はほかの帯に比べると幅はあるが短い帯ということがわかります。
どうして長さが短いのかというと、より軽く簡単に結べる帯として生まれたものだからです。

長さが短くなった分、生地も少なくて済むため、袋帯に比べると名古屋帯のほうが価格が低めになっています。

 

名古屋帯にも種類がいろいろある

(http://kururi.cms06.future-shop.jp/blog/allstores/?p=36907より引用)

名古屋帯はさらにいくつかに分類していくこともできます。

仕立て方の違いによる種類

九寸名古屋帯

未仕立ての巻物の状態で売られ、帆布や綿の帯心をいれて仕立てる必要があります。

お太鼓の部分を八寸二分幅で仕立て、その他の部分は半分の幅に折りたたんで仕立てます

もともとは九寸幅ですが、両端を五分ずつ縫い代にして内側に織り込むため、仕立てあがった帯は八寸になります。

通常名古屋帯というと、この九寸名古屋帯のことを指しています。

 

八寸名古屋帯

もともと八寸二分の幅でおられた厚地の織帯で、仕立てる際に芯材を使わず、お太鼓部分を折り返して二重にし、両端をかがって仕立てます。

八寸名古屋帯という呼び名以外にも、袋名古屋帯やかがり帯といった呼び名で呼ばれることもあります

九寸名古屋帯に比べると仕立て方が簡易なので格が下がるとされています。

 

柄の付け方の違いによる種類

柄の付き方によっても種類分けされています。

  • 全通し柄:帯全体に柄があるタイプ
  • 六通の通し柄:六割くらいに柄があるタイプ
  • お太鼓柄:お太鼓と前の胴体部分にのみ柄があるタイプ

つまり、仕立て方の違いや柄の付け方の違いで、名古屋帯の分類はかなり細かに分かれることになります。

 

新名古屋帯

名古屋帯は通常、1巻きの反物から仕立てますが、新名古屋帯は表と裏で違う生地を使い仕立てます
仕立ては八寸名古屋帯と同じく、基本は芯材を入れずに仕立てます。

表も裏も使える新名古屋帯のことを「昼夜帯」と呼び、表は表、裏は裏として使用するものは「京袋帯」と呼びます。

新名古屋帯と呼ばれていますが、現代では利用する人はあまりいません

 

名古屋帯はどのような場面で締めるの?

(http://www.furaku.net/SHOP/BA03-02-HM0007.htmlより引用)

カジュアルといっても、名古屋帯には金糸や銀糸などを使用しているものもあり、付け下げや色無地の着物に合わせれば略礼装や準礼装として着用できます。

ココがポイント

また喪服は不幸が重なることを連想させないように帯を一重太鼓で結ぶため、喪服用として名古屋帯が使われることも多くなります。

ただ、やはり一般的には名古屋帯は小紋や紬などに合わせて着用することが多く、普段着や街着の着物に合わせる帯としての認識が高くなります

袋帯より軽く、簡単に結べる一重太鼓を作りやすい名古屋帯は、着物愛好者の方からは需要が高い帯の一つです。

茶道や日本舞踊のお稽古などでも普段は名古屋帯を使われる方が多いので、帯の中でも名古屋帯は中古でも需要が高くなっています

織の違いや染めの違いによってもどのような着物と合わせるかも変わってきます。

 

正装には不向きなのか?

袋帯を結ぶときには、3回体に巻き付けることになりますが、名古屋帯は2回だけ巻き付ければよいので簡単に着付けができます。

このため、正装として着物を着るのには向かないため、袋帯に比べるとカジュアルな帯と言われています。

 

(https://letronc-m.com/5582より引用)

さまざまな名古屋帯の特徴と着物の合わせ方の例

紡ぎ織の八寸名古屋帯

紡ぎ織はざっくりとした織物です。紡ぎ織で仕立てが簡易な八寸名古屋帯の場合には、織の着物を合わせます。

 

博多織や西陣織の八寸名古屋帯

博多織や西陣織の帯でも、簡易な仕立て方となる八寸名古屋帯の場合は普段着感覚の帯となります。織りの着物や、小紋でもカジュアルなものを合わせます。

 

染の名古屋帯

手書き染や紅型染、ろうけつ染といった織上がった生地に柄を染めた染の名古屋帯は、おしゃれな雰囲気を持つ帯です。

おしゃれ着となる織りの着物や、カジュアルな雰囲気の小紋、さらに軽めの付け下げなどに合わせます

 

錦織や綴れ銀糸織、金箔織などの織りの名古屋帯

しっかりとした風合いを持つ織りで、金や銀の箔が入った帯は、通常九寸名古屋帯で仕立てられやや格が高い帯となります
一般的な小紋や色無地、軽めの付け下げなどに合わせます。

 

絞り染の名古屋帯

染の中でも絞り染の名古屋帯は個性的でおしゃれな帯となります。小紋やおしゃれな紬などに合わせます。

 

名古屋帯の買取相場はどのくらい?

(http://www.1rin.info/?mode=cate&cbid=2082565&csid=3&sort=nより引用)

名古屋帯と一言で言っても、実際にはさまざまな価格帯のものがあります。

新品のものでも、下は20,000円ほどから、高ければ100,000円を超える帯もあります

そのため、買取価格についてもかなり幅が出てきます。

さらに、中古品は汚れやシミ、使用感など帯の状態も様々なので、画一的にこの価格が相場ということができません。
実際の帯の状態を見てみなければ、値段をつけることができないともいえます。

ココがポイント

状態が悪ければ買取不可や処分品として引き取られることもありますが、人気のブランドや高名な作家物、伝統工芸品といった名古屋帯は高値で買取が可能な場合もあります。

一般的には名古屋帯の買取価格の相場は100円~20,000円となっていますが、状態、ブランド、産地などによってはさらなる高値も期待できます。

中古帯に比べると風合いなどがあるアンティーク帯のほうが高値買取ができることも多いようです。

 

中古とアンティークの違いは何?

中古帯(リサイクル帯)とアンティーク帯の違いは、その帯が作られた時代の違いになります。

通常和装関連品の場合、江戸時代の末期くらいから、昭和初期(おおよそ戦前)に作られたものをアンティークと呼ぶことが多くなります

戦後から現代にかけて作られ、新品ではない場合が中古やリサイクル品として取り扱われます。

アンティークの時代背景としては着物がまだ普段着で、化学繊維や化学染料などが使われていないという特徴があります。

独特の風合いを持ち、色・柄ともに現代の感覚とは異なる、いわゆる”レトロ”な雰囲気を漂わせています

名古屋帯はもともと大正から昭和初期にかけて生まれたものなので、江戸時代末期の名古屋帯というものは存在しませんが、おおよそ戦前までに作られた名古屋帯がアンティーク名古屋帯と呼ばれます。

 

アンティーク名古屋帯で気を付けたいこと

(http://www.maruket.jp/itemkimono_k1407753885.htmlより引用)

アンティーク名古屋帯は作られてからすでに100年を超えるケースもあり、傷みが見られることも多くなります。

  • 汚れが着用時に見えてしまう部分に傷や汚れ、折り筋がある
  • 生地自体が傷んでいる
  • 縫製糸が弱り毛羽立ちやほつれが目立つ
  • 芯材の傷み
  • 匂いがする

このような状態のアンティーク名古屋帯は、かなり傷みがある状態になります
買取の際には査定が下がってしまうポイントになりますので注意したいですね。

 

人気が高い名古屋帯のブランド

では実際に高値買取が可能と言われている人気が高い名古屋帯のブランドや工芸品についてご紹介します。

 

【宮古上布】

600年の歴史を持つ日本古来の高級織物の一つで、特徴として苧麻糸を使い宮古島で生産されています

熟練の職人でも1日に20~30cm織り上げることが限界とされ、非常に手間がかかる織物で国の重要無形文化財に指定されています。

夏に締めても涼しい帯として、夏帯として非常に人気が高い帯の一つで、名古屋帯として仕立てられたものも多くみられます。

宮古上布といえば染織家の新里玲子さんが有名です。

 

【越後上布】

日本の最高峰の麻織物の一つに挙げられるのが越後上布です。
南の「宮古上布」に対して北の「越後上布」といわれています。

宮古上布同様、越後上布も非常に薄手でシャリ感がある麻織物となっています。
産地は新潟県南魚沼市や小千谷市です。

1200年前から存在しているともいわれ、その歴史は宮古上布よりも長いことがわかります。

越後上布に使われるのは福島県昭和村で生産される苧麻で紡いだ苧麻糸で、雪さらしをすることで透けるような繊細な織物となっています

国の重要文化財に指定され、さらにユネスコの無形文化遺産にも登録されています。夏織物としても知られる上布ですので、やはり夏帯として非常に人気です。

越後上布といえば鈴木苧紡庵さんが第一人者として有名です。

 

(http://kougeihin.jp/item/0133/より引用)

【芭蕉布】

沖縄県大宜味村喜如嘉で織り上げられる芭蕉布は、糸芭蕉の生産から糸を紡ぐ工程や染の工程などすべてが手作業で行われています。

染に使用する草木なども、可能な限り喜如嘉の土地が育んだものが使用されています。

芭蕉糸を用いた芭蕉布はやはり夏でも涼しく着用できる帯として人気が高くなっています

芭蕉布の作家として高名な方と言えば人間国宝に認定されている平良敏子さんが有名です。

 

【博多織】

鎌倉時代に生まれた博多織は、江戸時代には幕府への献上品としても選ばれ独鈷華皿文様が有名です。
歌舞伎役者七代目市川団十郎が身にまとった織物として広まりました

小川善三郎さん、小川規三郎さんという二人の人間国宝がいます。

 

(https://jmty.jp/saitama/sale-clo/article-afi9wより引用)

【佐賀錦】

佐賀県鹿島市で生産されている伝統工芸品の絹織物の佐賀錦は、縦糸に金や銀、漆などを張るため光沢があり豪華な印象を与える織物となっています。

名古屋帯でもフォーマルシーンでも通用する格式がある帯となります

特に人間国宝でもある古賀フミさんの作品は非常に価値が高くなっています。

 

【河合美術織物】

西陣織の老舗機屋の一つで名門中の名門といわれる織元です。
西陣織の織元の中でも信頼性があり、人気が高いメーカーの一つとなっています。

 

【山口美術織物】

京都の唐織のメーカーの一つで、皇室やTVドラマなどへの衣装提供も行っています。
元が帯地を専門としていました。

縦糸に生糸1本だけを使う唐織を特徴とし、重量を抑えた帯が特徴的です。

 

名古屋帯を高く売る4つポイント

(https://twitter.com/usagi_komachi/status/787521554821226501より引用)

ここからは名古屋帯を少しでも高く売るための4つポイントをご紹介していきます。

  1. なるべく早く売る
  2. 証紙など帯の価値がわかるものを揃える
  3. 無理に補修や染み抜きをしない
  4. 着物買取の専門店に現物を見てもらう

【ポイント1】なるべく早く売る

日本の文化は海外で注目されていますが、やはり着物や帯の需要全体でみると、やや下がり気味といえます。

そのため、できるだけ早めに売ることが重要になってきます
さらに、日本は湿度が比較的高い時期も多く、家庭での保存は決して良い状態をキープできているわけではありません。

植物の繊維や絹などの動物性の繊維でできた帯は、虫食いやカビまた知らないうちにシミなどができてしまうこともあるため、不要で今後着用する予定がない帯は、保存状態がよいうちに売ることが、高値で買い取ってもらえるポイントになります

 

【ポイント2】証紙など帯の価値がわかるものを揃える

帯の産地や帯の製造元がどこか、どのような作家が作ったものなのかを証明するものが証紙になります。

有名産地や作家のものであれば、必ず証紙が付けられています

証紙以外にも証明書類などがある場合には、必ず帯と一緒に査定してもらうことが大切です。

 

【ポイント3】無理に補修や染み抜きをしない

保存状態によってはシミやほつれ、虫食いといったものが見つかる場合がありますが、無理に補修を行おうと思うと、かえって帯の価値を下げてしまうことがあります。

ココに注意

買取を実施しているお店の中には、独自に補修する技術や洗浄する技術を有しているお店もあるため、無理に補修や染み抜きを自らすることは避けましょう。

専門の業者に出しても良いのですが、補修費用や染み抜きの費用のほうが買取価格よりも高くなってしまうこともあり得ますので、もったいないですよね。

 

【ポイント4】着物買取の専門店に現物を見てもらう

帯の買取はリサイクルショップでも行っていますし、最近ではメルカリなどのスマホのフリマアプリなどを使って直接個人間売買を行う方も少なくありませんよね。

ですが、リサイクルショップは着物の専門的な知識を持つスタッフが少なく、正しい価値を判断してもらえないケースがあります。

本来であれば数万円の価値がある帯だったのに、数百円で買い取られてしまうこともあります。

個人間売買の場合も、本来の価値を知らないまま売ってしまったり、過剰な価格で売却した結果、トラブルを起こしてしまう危険性もあります

一方着物買取の専門店であれば、着物の価値をしっかりと判断してくれるため不当な価格で買われてしまうことは避けられますし、買取におけるトラブルも起こりにくくなります。

 

シミや汚れがある名古屋帯は売れない?

保存状態によってはシミや汚れが帯にみられることがあります。

先ほども少しご紹介しましたが、多少のシミや汚れであれば、着物買取を専門としているお店の中には、独自技術で洗浄を行えるため、買取が可能というケースが多くみられます。

もちろん、シミや汚れの度合いによっては買取不可の場合や、買取価格が下がることもあるので、帯の保存はしっかりと行うこと、定期的に虫干しなどのお手入れを日ごろから行っておくことは高く買い取ってもらうためには必要です。

帯を締めるシーンになった時に、シミや汚れを見つけるとがっかりしてしまいますので、着物を普段着られる場合にも、定期的なお手入れをしておくことは必須といえますね。

 

名古屋帯が人気の理由

(https://www.tsudaya-shinjuku.co.jp/products/detail/10482より引用)

帯の中でも名古屋帯は簡単に着付けられ、さらに重量が軽めにできているため、長く着用しやすいといったメリットがあります

普段着や街着として着物を着たい方にとっては、名古屋帯は使いやすいため人気になります。

袋帯に比べると長さが短いため、購入価格も手ごろになる点も名古屋帯が人気となる理由となっています。

人気があるということは、それだけ需要も高い帯となります。

とくに高名な作家物や、すでに故人となった有名作家の作品などは、新品を手に入れたくても手に入らないため、中古であっても高額で取引されていることがあります

手元に着用することがなくなった名古屋帯があるという方は、一度着物専門の買取店に査定をしてもらうことがおすすめです。

 

名古屋帯を含めて一番高値で購入してくれる着物買取店を30社全て査定比較しました!

着物買取ノートでは、名古屋帯を含めて着物20点を、30社に査定してもらい査定額を比較しています。

名古屋帯にも色々と種類がありますので、高く買い取ってもらえる種類が分からないと業者選びで損をしてしまうこともあります

業者さんの中には、まとめて〇円や0円という査定になってしまうところもありますので、あなたが損をしないように、私が実際に買い取ってもらった査定額を目安にしながら業者さんを選んでみてくださいね

以下、高く買い取ってくれた買取業者の買取表ランキングです。

着物買取業社 買取価格(20着)
1位 バイセル  20,000円←一番高値で査定
2位 買取プレミアム 18,000円
2位 ファンタジスタ 18,000円
4位 ザ・ゴールド 10,800円
5位  福ちゃん  9,500円

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