着物買取の豆知識

【麻着物を10社に査定】銘仙・浴衣・木綿・ウール・麻の買取相場と高く売れたお店は?

更新日:

実際に見積もりしてみて麻に高い値段がついた店舗は?

実際に着物買取30社に査定してもらった結果、麻に対して高い値段がついた店舗を、上から順に10店舗まとめました。

麻の買取価格

着物買取業者 買取価格
1位 福ちゃん 1,000円
2位 買取プレミアム
3位 バイセル
4位 ヤマトク
5位 まんがく屋

※年代や作家等にもよりますので、参考程度にご覧ください

 

>>30社の他の着物の買取査定の比較ランキングの記事はコチラ

 

亜麻(リネン)や苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)など麻は20種近くある植物の繊維の総称ですが、この麻で作られた生地はとても強靭であり、通気性があるため、夏の衣類の良く使われています。

着物でも、麻の着物は夏の着物として人気があり、暑い時期でも涼やかに着こなせます。

20種近い素材がある麻の着物は、日本各地で作られてきました
産地によっては非常に高価な場合もあります。

麻の着物について詳しくご紹介し、買取価格の相場についてもまとめました。

 

1.麻の着物ってどんなもの?

(https://sumiredou.exblog.jp/24465969/より引用)

麻は古くは縄文時代から着物を作るための素材として使われています。

日本古来の麻としては大麻(ヘンプ)がありますが、ご存知の通り大麻草は現在の法律では一部の限られた産地を除き栽培はできません。

現在、麻の着物の原材料として主に使われているのは亜麻(リネン)や苧麻(ラミー)で、海外から流通されている大麻(ヘンプ)が使われていることもあります。

亜麻や苧麻は春から夏にかけての衣料素材として代表的な素材となっています
吸熱性や発散性に優れ、独特のシャリ感や張りがあります。

繊維自体もとても強く、天然繊維としては最も強靭です。さらに水にぬれると強さを増すという特徴も持っています。

(https://www.creema.jp/item/4831713/detailより引用)

亜麻や苧麻は肌触りも良く、肌に触れると涼しさを感じます。
日本の蒸し暑い夏にはまさにぴったりの素材になっているのです

麻は水にぬれても乾きやすいため、汗をかいた場合でも気軽に洗える点も夏向きの着物といえますね。

麻の着物の中には、上布と呼ばれる非常に上質な麻素材の生地を使ったものがあります。
日本各地に伝統工芸品として上布は作られており、中でも有名なのが越後上布や宮古上布があります。

上布についてはのちほど、詳しくご紹介していきます。

 

麻の着物のメリット・デメリット

(https://www.onostore.net/より引用)

春夏用の着物として人気の麻の着物には、メリットやデメリットがあります。
ここでは麻の着物のメリット・デメリットについてまとめていきます。

メリット

・通気性がよい
・自宅でも洗える
・夏に涼しい
・軽い
・普段のおしゃれ着になる

麻の着物は春から夏、とくに盛夏には涼やかに着ることができます。
半袖半ズボンという一見涼しげなスタイルよりも、麻の着物のほうが涼しいともいわれています

これは、麻の着物を身にまとうことで、肌を直接熱い空気にさらすことがないためなんですよ。

麻は水に強いため、物によっては自宅でも気軽に水洗いができます。

夏はどうしても汗をかきやすく正絹の着物や綿素材の着物はクリーニングなどにこまめに出す必要がありますが、麻の着物は自宅で洗えますのでお手入れのコストがかかりません

麻の着物は水にぬれても乾きやすい点もうれしいですね。

また、綿や絹にくらべると麻は軽い素材ですので、着たときにとても軽く感じます。長襦袢なども麻素材のものに揃えれば、軽やかにすごせますね。

豪華な刺繍や染めをお行うことが少ない麻の着物ですが、普段使いのおしゃれ着としても着やすい着物になっています
ちょっとしたお出かけなどに着ていきたい着物といえます。

デメリット

・染色性が劣り色落ちしやすい
・弾力性がない
・シワになりやすい
・繊維が硬い
・縫糸が裂けやすい
・透けることがある
・正装にはならない

麻はその性質上、染色性が劣ります。

麻の着物の多くが華やかな柄ではなく、どちらかといえば生成りや藍染めなどシンプルな染色がされていますが、これは染色性に劣るためともいえます

また、色落ちもしやすいため、汗をかいたときなど色移りに気を付ける必要があります。

洗濯をする際も、他のものと一緒に洗濯をすると色移りしてしまう危険性がありますね。

綿や絹にくらべると質感がやや硬くごわつくように感じます。
これは麻の繊維自体が硬いためです。

このせいでシワもできやすくなります。
着馴染んでくると、袖やひざ下などにシワがより、麻の着物独特の見た目になっていきます

麻の繊維はとても強いため、縫糸が裂けやすいというデメリットもあります。
縫い合わせた部分にほつれがないかなどをこまめにチェックすることが必要になります。

また涼しい着物でもある麻の着物は、透け感がある生地という特徴もあります。

透け感があるため涼しいといえますが、下に着る長襦袢なども透けて見えてしまったり、体のライン自体がわかるレベルで透けることもあります。

室内では問題ないレベルでも、夏の強い日差しの下に行くとくっきりと体のラインが見えることもありますよ
前側よりも後ろ側がとくに透けて見えやすくなります。

そのためには通常は裏地をつけない麻の着物ですが、居敷当(いしきあて)といって背中側の腰から下あたりに白い布を当てて透け防止を行うこともあります。

居敷当は背縫い部分を補強する意味合いもあるため、できれば居敷宛をつけたほうがよいといえますね。

普段のおしゃれ着として着られる麻の着物ですが、一方で正装には向かない着物です。
夏に着る浴衣よりの普段着、おしゃれ着として楽しむ着物となります。

 

麻の着物はどんな場面で着られるの?

(http://www.1rin.info/?pid=132100548より引用)

麻の着物を着るシーンについてもご紹介していきましょう。

着物と一言で言ってもそれぞれの種類に格というものがあります。
格によってどのような場面で切るのがふさわしいかが決まっています。

格はおおよそ4つのグループに分けられます。

  1. 礼装着(第一礼装)
  2. 略礼装(準礼装着)
  3. 外出着
  4. 普段着・街着

1.礼装着

特別な時や公の儀式などの時に着る着物が礼装着と呼ばれます

結婚式に着る打掛や、既婚女性の第一礼装となる黒留袖、未婚女性の第一礼装となる本振袖、そして黒一色で5つの紋がついた喪服がこれに当たります。

 

2.略礼装着

礼装着にくらべ色鮮やかな装いであることが多く、入学式や結婚式にお呼ばれされた時などに着る着物です。
色留袖や訪問着、振袖、色無地、江戸小紋の紋付などがこれにあたります。

 

3.外出着

付け下げや付け下げ小紋、小紋友禅など、略礼装に比べるとややカジュアルながらも格がある着物から、紡ぎや絞りといった格式ばらない着物、お召や更紗といったカジュアルな着物までかなり広範囲にわたる着物となります。

普段着よりは少し格が上で、ちょっとしたパーティーやお茶会などに着ていく着物となります。

 

4.普段着・街着

紬や絣、上布など、どちらかといえば普段着だったり、ちょっと買い物に行くといった街着として使われる着物です。
上布、つまり麻の着物もこのグループになります。

ただし、上布の中でも格が高い着物は身内のパーティーや趣味の会などに着ていっても問題がないため、外出着として着ることもあります。

礼装着や準礼装着としては着ていくことはできないため、カジュアルなシーンで着る着物と思っておくと間違いがありませんね。

 

2.麻の着物の買取相場は?安いって本当?

(https://www.kimono-factory.com/より引用)

では麻の着物を買い取ってもらいたいというときに参考にしたい買取価格の相場についてまとめていきます。

 

麻の着物の買取相場が安い理由

格としては下の方となる麻の着物は、正絹の着物などに比べると、買取価格は低めとなっています。

ココに注意

礼装着としての着物や準礼装着としての着物は、晴れの日に着る着物として需要がありますが、普段着となる麻の着物はあまり需要が見込まれないことが価格が下がる理由となります。

日本では残念ながら普段着として着物を着る方は少ないですよね。

実は買取価格が低いという以前に、麻の着物の買取は行っていないというお店も多くあります

買取を行っているお店でも、数百円程度から数千円程度になってしまいます。

 

買取相場が高い麻の着物もある!

麻の着物の中にも、買取が可能でありなおかつ高値買取が可能となるものもあります。
上布と呼ばれる麻の着物で、上布の着物であれば10万円以上での買取が可能になることもあります

上布と一言でいっても様々な種類があります。

 

3.上布とは?たくさんある種類を解説!

(https://www.kawanoya.co.jp/goods_info/rare/r1402.htmlより引用)

まず上布というものがどのような生地なのかをご説明します。

上布は簡単に言えば麻の繊維を用いて作られる布地ですが、すべてが手作業で行われるという特徴があります

作られる産地によってもその上布と呼ばれるための条件がことなりますが、麻の着物の中でも最高級品として取り扱われる布となります。

上等な布という意味で上布と呼ばれます。

 

【日本の5つの上布】

日本には5つの地域に伝統工芸品として認定されている上布があります。

  1. 越後上布
  2. 宮古上布
  3. 近江上布
  4. 能登上布
  5. 八重山上布

それぞれの上布の特徴をご紹介していきます。

 

1.越後上布

(https://item.rakuten.co.jp/s-kimono/76-1533-63/より引用)

越後上布が生まれるのは、新潟県南魚沼市です。
越後上布小千谷縮保存協会の会員の方が生産をしています。

越後上布は国の重要無形文化財で技術指定されているため、5つの指定条項をすべてクリアしなければ越後上布とは認められません。

  • すべて苧麻(ちょま)を手績みした本製糸を使用する事
  • 絣模様をつける場合は手括りによる事
  • 居座機で織る事
  • 皺(シボ)取りをする場合は湯揉み、足踏による事
  • さらしは雪晒しによる事

この5つの条件に当てはまって初めて越後上布と呼ばれます。

原材料である苧麻は、主に福島県昭和村で栽培されています

成長した苧麻を刈り取ったのち、数時間清水に浸けてから皮をむいて繊維だけ取り出してゆき、上布の原材料となる青苧を作り上げていきます。

この青苧を爪を使い細かく裂き、その繊維を手でより合わせてつないでいく手績みをして作られた麻糸を使うことが越後上布の第一の条件となります

ベテランの方でも1日に5~6グラムほどしか手績みできず、一反の越後上布を作るためには800グラム以上の糸が必要なります。

手績みで作られた糸を染めていく過程もまた手作業で行われいます。

綿糸や古苧などで染色しない部分を固く巻き付ける手くびりという過程で図案に基づいて染を行っていきます。この手くびりが越後上布の二番目の条件です。

手くびりで染められた糸を使い、居座機という織機を使って織り上げることが三番目の条件です。

経糸を織り手の腰にまわして張り具合を調整していくため腕だけではなく体全体で織り上げる機織り機になります。

麻糸は乾燥すると切れやすくなるため、糊をつけながら織り上げていきます。

この糊や汚れを落とすためにぬるま湯を入れた舟の中で手でもむ湯揉みを行い、布の布目を詰まらせるためにやはり舟の中にぬるま湯を入れ足で踏む足踏みを行います。これが第四番目の条件です。

越後上布の最大の特徴ともいえるのが、雪晒です

出来上がった反物を白く漂白するために、天気が良い日に雪上に広げて天日に晒す作業です。
この雪晒が第五番目の条件となります。

このような条件をクリアして作られた越後上布は、透け感が素晴らしく最上級の上布となります。

国の重要無県文化財となっているだけではなく、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています

 

2.宮古上布

(https://kotobank.jp/より引用)

宮古上布のふるさとは、沖縄県宮古島です。
国の重要無県文化財にしてされている織物となっています

北の越後上布、南の宮古上布と言われ、越後上布と同様に最高級の上布となります。

宮古上布は重要無形文化財のほかに、伝統的工芸品としても指定要件が定まっています。

重要無形文化財の制作技術の指定要件

・すべて苧麻を手紡ぎした糸を使用する。
・絣糸は、伝統的な「手結」または「手括り」によるもの。
・純正植物染による染色。
・手織り
・仕上げ加工は木槌による手打ちを行い、使用する糊は天然の道具を用いて調整する。

伝統工芸品として制作技術の指定要件

・手績みの苧麻糸を使用する。
・絣糸は「締機」または「手括り」によるもの。
・植物性染料による染色。
・「先染めの平織」と「手投杼」による打ち込みにより制作された物。

この二つの要件があるため、宮古上布の中にも4つの種類の上布が存在しています。

重要無形文化財指定の宮古上布は経糸、緯糸ともに手績みの苧麻を使いますが、宮古苧麻織は経糸は手績みではないラミー糸(亜麻糸)を、宮古麻織は経糸緯糸ともに手績みではないラミー糸を、宮古織では経糸は木綿、緯糸に手績みではなラミー糸を使います。

宮古上布の中では、重要無形文化財に指定される宮古上布は格が異なることがわかります
宮古上布を表す証紙も、種類によって異なります。

宮古上布は先染めといって、あらかじめ染色された糸を使い文様を織り上げていきます。

途中どうしてもズレが起こるため、7~8センチほど織り上げた後に絣あわせという調整を行うため、熟練の職人でも一日に20~30センチほどしか織り上げられません。

はじめて宮古上布を織るという方なら、1反織り上げるのに1年以上かかってしまいます。
非常に希少価値が高い上布であることがわかります

宮古上布は織上がった布を一度洗濯して陰干しをしたのち、イモクズでんぷんという糊で布の両面を糊付けし、小さく折りたたみます。

この状態でアカギの台の上に置き、重さ4㎏のイスノキで作られた木づちを使い、約3時間ほどたたく「砧打ち」という工程を経ます。

砧打ちをすることで上布はロウのような光沢を得て、なめらかな布に仕上がります。

 

3.近江上布

(http://sugoude.inuiyosuke.jp/ja/craft/c0/5/より引用)

近江上布は滋賀県の琵琶湖東地域で「高宮布」として生まれました。

明治に入りその生産拠点が愛知郡や神崎郡(現在の愛荘町、東近江市)に移行し近江上布として昭和52年に国の店頭的工芸品に指定されています

近江上布は経糸に苧麻、緯糸に手績みの大麻の糸が使われるのが特徴的です。

糸をあらかじめ染色し織り上げて柄を作る絣だけではなく、近江上布は漂白をしていない麻を使った生平(きびら)も作られています。

伝統工芸品として制作技術の指定要件

【生平】
・経糸は苧麻、緯糸は手績みの大麻を使用した平織りであること
・緯糸に使用する糸は水に浸す
・いざり機を用いて織る

【絣織】
・先染めの平織りとする
・絣糸は緯糸または経糸、または経糸及び緯糸に使用する
・絣糸のかすり及び耳印を手作業により柄合わせ及び耳合わせを行い絣模様を織り出す
・絣糸の染色は「羽定規」を用いる「櫛押なせん」または「型紙なせん」とする
・しぼ出しをする場合には「手もみ」による

このようになっています。
どちらも手仕事になるため、1反を織り上げるのは時間がかかります。貴重な布といえます。

 

4.能登上布

(https://www.akariya2.com/kimono2010-6-13.htmlより引用)

能登と麻糸の関わりの歴史は非常に古く、神代の時代から手績りされています。

能登で手績りされた麻糸は、江戸時代の初めのころまでは近江上布の原糸として使用されてきました。
その後近江から職工を招いて染や織の技術を学び、出来上がったのが能登縮です。

能登縮の誕生後も技術を向上させ、明治四十年には当時の皇太子殿下への献上品として選ばれ、能登上布という名前が定着しています。

昭和初期には能登には百四十件を超える織元が存在し、年間四十万反もの能登上布が生産されていましたが、昭和六十三年には山崎麻織物工房という織元がただ一軒残るのみとなりました。

つまり、今現在能登上布を織り上げられるのは山崎麻織物という織元のみとなります

蝉の羽と言われるほど繊細で透明感があるのが特徴としてあげられる能登上布は、石川県の無形文化財の指定を受けています。

他の上布と同じように、能登上布もすべて手作りで作られます。

 

5.八重山上布

(https://www.ginza-waki.jp/より引用)

八重山上布は宮古上布と同じ沖縄県で生産される上布ですが、こちらは八重山地方(石垣島)で作られています。

沖縄県の伝統工芸品や無形文化財、推奨優良県産品などに指定され、経済産業大臣指定の伝統的工芸品にも指定されています。

八重山上布の特徴としては、八重山の自然の中で育った草木を糸や染料とし、南国の日差しに晒す日晒しをすることで独特の焦げ茶色に発色させる点です

色止めのため日晒のあとは海に晒します。
海に晒すことで色止めだけではなく、絣文様が鮮やかになり地色は白く晒されるという効果があります。

八重山上布は14世紀末ごろには原型となる苧布の記録が残っているため、歴史はかなり長いと考えられます。琉球王朝時時代には、人頭税の御用布となり、琉球王府監視のもとに技術が向上していき、精巧な織物が完成しています。

沖縄にはいくつか有名な織物がありますが、八重山上布は「刷込捺染技法」(すりこみなっせんぎほう)という手法を用いて作られます

白い地にこげ茶の絣文様が浮かび上がる上布は、夏らしい涼しげな布地です。

本来の八重山上布は経糸も緯糸も手績りの苧麻糸が使われますが、縦糸を紡ぐために約50日、緯糸を紡ぐために約40日という長い時間がかかるため、近年では手績りではない苧麻の糸、ラミー糸を経糸に使ったものも増えています。

八重山上布は海晒が行われた後、杵たたきといって洗い張りを行った布を丸太に巻き付け、その上から木綿の布を巻き付けた後、木製の台の上において杵で打って仕上げるという工程があります

この杵たたきの工程があることで、麻布でも肌触りがよく風合いが増すのです。

 

4.要チェック!麻の着物を高く売る4つの方法

(http://w-1raku.ocnk.net/product/1705より引用)

麻の着物は決して高く売れる着物とはいえませんが、上布と呼ばれる最高級品となる麻の着物に関しては、高値買取が期待できます。

また、上布に次ぐものとして縮の麻織物についても高値の期待が持てます。

 

1.証紙を一緒に査定してもらう

それぞれの上布には特徴があるため、見る人が見れば証明をするものがなくても特徴を見て産地を特定させられますが、一般的には証紙と呼ばれる産地を証明する証明書が必要です。

麻の着物を高く売るためには、「証紙」も一緒に査定してもらうことが大切です。

上布や縮の反物には、産地の登録商標や織元の名前、伝統工芸品のマークといった証明となる印が付けられています。

仕立てられるとこの証紙の部分は切り取られてしまいますが、仕立てられた着物と一緒にたとう紙に包まれていることが多くなります。

布の端の部分として捨ててしまうことがないよう注意しましょう。

 

2.縫糸の状態を確認する

麻の着物の原糸である麻は、強靭な繊維です。

それに対して縫糸のほうが弱く、麻の着物を着ているうちに糸がほつれてしまったり、着れてしまっているケースがあります。

やはり状態が悪い着物は価格も下がるため、縫糸の状態をしっかりと確認しておくことが必要です。

 

3.サイズが小さくないか

昔に比べると日本人の体格はよくなってきています。
小さなサイズで仕立てられた着物はどうしても仕立て直しが必要になってくるため、価格は下がりがちです

無理に仕立て直す必要はありませんが、身丈160cm以下、裄丈65cm以下のものは、やや値段が下がる可能性があることを覚えておきましょう。

 

4.シミや汚れの有無を確認しておこう

麻の着物は自宅でも水洗いが可能です。
汚れてしまった時はシミになる前に洗濯をしておけばよいのですが、洗濯をすることを躊躇してしまう人も多いですよね。

やはりシミや汚れがあると価格は下がるため、日ごろからこまめなお手入れをしておくことは大切です。

ただ、買取をしてもらうときにシミや汚れが見つかった場合は、無理に染み抜きやクリーニングを行う必要はありません
染み抜き代やクリーニング代のほうが高くついてしまう可能性があります。

 

5.麻の着物をオークションやフリマアプリで売ってはいけない3つの理由

(https://kimono-kirunara.com/より引用)

麻の着物を買い取ってくれる場所として、買取店のほかにもオークションやフリマアプリなどがありますよね。
ですが、麻の着物をオークションやフリマアプリで売るのはあまりおすすめできません。

 

1.本来の価値がわからない

オークションやフリマアプリで着物を買い取る相手というのは、多くの場合個人となります。
着物のプロではありません。

越後上布や宮古上布のような高級な着物でも、相手の方が本来の価値がわからない状態では、高値で買い取ってくれるとは思えません。

証紙などを提示しても、価値がわからないために安く買いたたかれてしまう危険性があります。

 

2.問題があった時にトラブルになる

着物を手放す側の落ち度といえばそうですが、オークションやフリマアプリに出品した麻の着物に、手放す人が見逃してしまった不備があった場合、トラブルが起こる可能性があります。

 

3.上質な着物でも高く売れない

オークションやフリマアプリを利用する人の多くは、できるだけ安く品物を購入したいと思っています。
いくら上質のものでも、高い価格設定では買い手が現れないことが多いのです。

結果としてオークションやフリマアプリに出品する手間だけがかかることになります

オークションやフリマアプリだけではなく、大手リサイクルショップや無名のリサイクル店も、上布のような高級な麻の着物の買取を依頼することはおすすめできません。

ココに注意

着物の知識を持たないスタッフが行う査定では、本来の価値を判断してもらえず、麻の着物とひとくくりにされてしまう危険性があるので注意しましょう。

 

6.まとめ

麻の着物は春から夏にかけて涼しく着られる単衣の着物です。

どちらかとえいばカジュアルなシーンで着用する普段着であり、街着となります。
販売価格も比較的低価格ということもあり、買取価格についてもあまり期待ができない着物となります。

着物買取店の中では麻の着物の買取を行っていない場合もありますが、麻の着物の中でも10万円を超えるような価格がつくものもあります。

上布と呼ばれる最高級品の麻の着物は、糸を紡ぐ段階からすべて手作業で行われ、薄く強靭な布として高い価値を持っています。

越後上布、宮古上布、近江上布、能登上布、八重山上布といった麻素材の織物は、希少価値もあり高値買取が期待できます
一部産地の縮の着物も、上布と並び高値買取の期待も持てます。

ココがポイント

上布や有名産地の縮である証拠となる証紙を添えて査定を行うことで、証紙がない麻の着物とは雲泥の差の査定額が付きますよ。

ただし、高値買取の期待が持てるのはあくまでも着物の知識をしっかりと持った買取店のみになります。

フリマアプリやオークションでは高値買取が難しいだけではなく、余計なトラブルが起こる可能性もあるので注意しましょう。

 

麻を含めて一番高値で購入してくれる着物買取店を30社全て査定比較しました!

着物買取ノートでは、麻を含めて着物20点を、30社に査定してもらい査定額を比較しています。

麻の着物に買取価格をつけてくれた業者さんは、福ちゃんしかありませんでした。

ウールなども買取してもらうことが難しいとは言いますが、実際に買い取ってもらえないとなるとやはり20点依頼した際の買取価格は予想できませんよね。

以下、高く買い取ってくれた買取業者の買取表ランキングです。

着物20点を実際に査定してもらい、価格がつかなかった業者さんや買い取る気が初めからなかった業者さんもおられましたので、参考にしていただけたらと思います

着物買取業社 買取価格(20着)
1位 バイセル  20,000円←一番高値で査定
2位 買取プレミアム 18,000円
2位 ファンタジスタ 18,000円
4位 ザ・ゴールド 10,800円
5位  福ちゃん  9,500円

着物買取30社の比較した、おすすめランキングの記事はこちら

 

 

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